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ピラティスの本質をとらえ、
日本と世界を繋いでいく存在に

  • Satoko
  • ピラティスインストラクター
  • 2010年入社

PROFILE

社会人になりたての時に今の職場でもあるスタジオの会員になり、ピラティスを始める。
社会人1年目の秋に、現在の職場、BASI JAPANに入社。
現在、インストラクターとして7年目。

ピラティスの本質をとらえ、日本と世界を繋いでいく存在に

PROFILE

社会人になりたての時に今の職場でもあるスタジオの会員になり、ピラティスを始める。
社会人1年目の秋に、現在の職場、BASI JAPANに入社。
現在、インストラクターとして7年目。

INTERVIEW

どうしてピラティスのインストラクターになったのですか。

社会人になりたての時に今の職場でもあるスタジオの会員になり、ピラティスを始めたのがきっかけです。 学生時代にしていたダンスで腰痛に悩まされ、整形外科などにお世話になっていたこともあり、大学卒業後、健康分野に携わりたく、医療機器のメーカーに新卒入社しました。

それまでは整形外科や整体、針治療等、人に治療してもらっていて、自分の身体はこうだからしょうがないと思っていたけれどピラティスを始めて1ヶ月で、7年程悩んでいた腰痛が改善し、自分の身体は自分で変わることやよくすることが出来ることに希望をもらった。そして、逆に自分でやらないと変わらないんだ!ということによく気がついたんです。そして、そのタイミングで「スタッフにならないか?」と誘われ、社会人1年目の秋に、現在の職場、BASI JAPANに入社。今はインストラクターとして、7年目になりました。

今までどのように道を歩まれてきたのですか。

入社してからすぐに養成コースやレッスンデビュー等があり、考える暇なく2年ほど過ぎていました。(笑) 私の道の歩み方は「英語」を使えるというのが大きかったように思います。 幼少期に、海外に暮らしていた経験があったため、海外講師が来た際の通訳や翻訳を任される機会があったのですが、分からないことも多く、悔しさを感じることが沢山ありました。 その度に専門書や参考書を読むなどして知識を補っていきました。

また、講師陣や尊敬する先輩のすぐ近くにいられることに恵まれ、知識だけじゃない、温かい人柄や人間性に圧巻され、ピラティスをしていったらこんな風になれるのかなと沢山の希望をもらいました。

働き始めて2年を過ぎた頃に「何もかもうまく行かない!」という時があり、心身を病んだことがありました。 「ピラティスはすごくいいもののはずなのにどうして?」 「きっと何かが違う」とふと思い立って、ヨガをやってみたんです。そうしたら、今まで自分はいかに固定概念にとらわれているのかを知りました。

ぜんヨガ・ピラティスのインストラクター正社員の声写真

と、いうと?

ピラティス(特にマットワーク)は屈曲位で動くことが多いですが、ヨガは伸展位での動きが多く、最初とても驚いたんです。これじゃ出来ないって思っていたんですけど、動きのパターンが違っても、身体は上手く順応して動いてくれて、自分の決めつけで動きを制限していることに気付いたんです。

ヨガを通して、身体の動きを違う角度から見ることが出来て「動き」が楽しくなりました。そして、改めてピラティスを学び直そうと思い、BASI Pilates創始者のRael Isacowitz氏の元で養成コースをもう一度受けにカリフォルニアに行きました。この3ヶ月の中で、いかに今までの自分は狭い世間で生きていて、狭い価値観なんだろうと痛感しました。

この時に初めてBASI以外の世界でマスターティーチャーと言われるデボラ・レッスンさんやパット・ガイトンさんから学ぶ機会をいただきました。 「ピラティス」という心と身体、精神に対して原則を持つメソッドは色んな考え方があり、正解は一つでないこと、そしてどんな考え方でもいつも本質は共通していることを知るいい機会になりました。

「こうやらなければならない」は一つもないんですね。

帰国後のティーチングは見えるものが今までとはすべてが違いました。逆にそれまでは何も見えていなかったんです。「ティーチングが楽しくてしょうがない!」そんな毎日へと変化していきました。

また、自分自身の実践でも、日々身体に起きていることを知ることが楽しくなり、実践練習を毎日するようになりました。

この渡米が智子さんの転機だったんですね。そして、その後も度々海外に学びに行かれているそうですね。
智子さんが思うピラティスだったり、指導で心がけていることはありますか?

ピラティスは「ピラティスメソッド」、生き方なんですよね。 自分の身体の反応を見ることを通して「どうやって自分の身体と心と向き合っていくか」という考え方を学ばせてもらっていると思っていますし、またそんな指導をしていきたいです。世界のマスターティーチャー達はたった1時間のセッションでいつもこのことを教えてくれるように思います。

どうしても動きのティーチングになってしまいがちになります。

ぜんヨガ・ピラティスのインストラクター正社員の声写真

私も動きは教えるけど、動きは手段だから、最終目的ではないんですよね。 動きを振り付けとしてだけで捉えちゃうと、「こうなるはず」だっり、「前は出来たのに」、「間違っている」「こっちがいい、悪い」で判断して、動きを制限してしまいます。

ピラティスは呼吸を全身に通して動いていく中で「内側」にある自分の意志に気付きを持つもの。いつもそんな風にティーチング出来たらいいですよね。

最近のことも教えてください。

去年の9月(2015年9月)にニューヨークにIrene Dowdさんという解剖学を教えて50年!という先生の元に学びに行きました。その方は、私が尊敬するマスターティーチャー皆がこぞって受講していて、「何が見えてくるようになるんだろう?」とずっと気になっていた存在でした。社内でも仕事を任されることが増えていましたが、思い切って3ヶ月休職をするという形で渡米しました。

休職をするにあたって、収入がなくお金がなくなっていくことへの不安や自分の会社の中でのポジションがなくなることへの恐れ、当時お付き合いしていた彼との別れ、住んでいた家も解約したこと、夢に向かっている街ニューヨークで自分はフラフラしていてどこに向かっているんだろう・・・等、出せばキリがないほど不安や葛藤がありましたが、なんとなく変わらなきゃいけない、新しい刺激を入れなきゃいけないという自分の直感を信じて突き進んだ3ヶ月。 そこで気付いたのは、「何でも変わり続ける」ということ、自分も周りも、世界も毎日変化し続けていて、同じことはないんだと。
止まっているように見えて、実は止まっていない。

身体の動きに例えても同じ場所にい続けようとするには、とどまるためには何かしなきゃですよね。例えばリフォーマーのフットワークで伸び続けるためにはフットバーを押し続けなきゃそこにはいられない。 逆にしがみつこうとするとかたまってしまい、苦しくなって何もできない。ただ流されるだけ。

関わる人の取捨選択も必要なのと一緒で、何でも移り変わりがあります。 それに対して、抗わず、変わることを前向きに捉えていこうと思いましたね。

智子さんには周りの人が興味を持たざるを得ない、
独特なオーラを纏っていらっしゃるな~と感じます。

ズバリ!ポジティブな人を周りに置くことです。
業界内外問わず、いろんな業種の友人と関わることで、また多くの気付きがあり、またピラティスメソッドという生き方と共通すること感じますね。

その時々での多くの気付きが今の智子さんを作っているのですね。
そんな智子さんのモチベーションの高め方を教えてください。

自分がこうなりたいと思って、新しいことに行動していると、同じような人が寄ってきます。

ぜんヨガ・ピラティスのインストラクター正社員の声写真

「類は友を呼ぶ」ですね。
さて、今後の智子さんの野望を教えてください。

やっていることではありますが、世界で活躍している人たちを日本にお招きしたり、学びたい人を日本から世界に連れて行くことだったり、「繋いでいく」ことをやっていきたいです。「英語」ができるってラッキーだったなと思っていて生かさない手はないと思うんです。

多くの人にピラティスの本質を知ってほしいんです。知ることで考え方や哲学的なもの、他者との接し方、社会の中でどう生きていくかが変わったり、何か影響を与えると思っています。また、いつか私自身がピラティスの本質を自分の言葉で伝える存在になりたいです。そして、日本という場が世界から学びに来たくなるところになったらいいなと思います。

智子さんは話を伺う中で、計画的な方だなと感じました。
具体的に今後したいことはありますか?

東京を拠点として、複数ヶ所で活動していきたく、まずは自分の場所作りをしたいと考えています。 今までは今いる環境で何が出来るかを軸に考えていましたが、 自分が何をしたいか、どこに向かっていきたいか、自分がここにいる意味は何なのかを考えるようになっています。

これからが智子さんの新たな転換期になっていきそうですね。
最後に、人として、インストラクターとして大切にしていることを教えてください。

素直で正直であること。目の前のことに感謝ができること。その時々の変化にありがたみを感じられ、成長し続ける人、インストラクターでありたいと思います。

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