PHILOSOPHY
Well-being

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企業理念

ウェルビーイングとは何か?​
​良い状態で存在するとはなにか?​

これは自分が自分の存在、すべてを認めて受け入れ、​
誰と比べることなく前に進んでいると感じている状態。​
この感じこそが、ウェルビーイング。​

​これはほとんどの人ができていない。​
なぜできないか?​

自分をありのままに見ること、これが怖い、嫌いだから。

自分の不細工な姿を鏡で見ることが嫌いないように、​
自分のできそこないやだめなところ、不細工なところを​
全部見たくないし、考えたくもないし、ごまかしたい​
というのが人間である。​

そこがほとんどの人ができず、自分の都合が良いように見える眼鏡で見てしまう。​

見たくないものは見ないように生きている。​


これは本当はみんな分かっていて、無意識で自分のことを好きでないと感じている。​

これは良い状態とは言えない。

自分が好きでない。​
自分に自信を持てない状態。​
自分を受け入れられない状態。​

この状態で他人を受け入れることなどできないし、世界も受け入れることができない。​

​​

この状態を自分を受け入れることに持っていくこと、そしてダメな自分を受け入れて、​
「まいっか」と思い、その状態から一歩前に進むためにどうしたら良いかを考え始め、​
少し前に進み始めたと感じている状態。​

これこそがウェルビーイングだ。​


これがウェルビーイングの真実だ。

こんな心地のいい状態にほとんどの人はなっていない。​
だって自分自身を受け入れていないから。​



このありのままを受け入れるということができると、​
いつでもその状態から少しでも良くなることを、少しでも前に進むことを考えるようになる。​

それは誰と比べることでもなく、ただ自分のありのままの状態から、​
わずかに一歩前に進むことを考えていることが多くなる。​
この状態は、前向きな状態になる。

ありのままが見れること=悟り といったのは曹洞禅の道元だ。​

​悟りとは、ありのままに見ることなり。​

ヨガの究極の目的もここにある。ピラティスも同様だ。​

​それでは、ここにいたるために、ピラティスは何をしているのか?​

​ありのままを受け入れること、はほとんどの人ができない。​
なぜできないかというと、自分のダメなところ、不細工なところ、悪いところを見ることが辛いからだ。​
辛い事実を聞かされると人は拒絶する。

考えてほしい。​

嫌なことを聞かされた時、受け入れる人と受け入れない人。​

受け入れる人はこころに余裕のある人だ。脳にゆるみがある人だ。​

そういう人を度量の大きい人という。​

受け入れられない人は、緊張している人、ピリピリしている人。

考えてほしい。​

昔から肚のある人とは、何事にも動じない人のことをいう。​

これは丹田に力がみなぎった状態、腹が座った状態、コアが充実している状態だ。​

まさにこれはピラティス、ヨガが作っている姿だ。

コアがしっかりと力がある状態で、背骨がそのうえにしっかりと伸びて立ち上がってくる。​

​背骨がスクっと中心に力強く立ち上がることで初めて、その他の筋肉がゆるむことができる。​

そして肩が落ち、胸がひらいてくる。​

このひらいた身体は、受け入れることができる身体だ。​

反対に肩が中に入り緊張しているからだは受け入れることのできない身体だ。​

身体と心はこのように連動している。​

このような身体を作ることで脳神経は緩み、嫌なことを受け入れることができるような脳の状態、​

クッション材であふれているような、ふかふかの布団のような脳の状態を作り出すことで、​

嫌なことも受け入れることができるようになる。​

これこそが、ピラティス、ヨガが作り上げている脳の状態だ。​

この状態の脳によってはじめて自分をありのままに受け入れることができるようになり、自分を好きになることができる。​

これがウェルビーイングの始まりだ。

私たちはこころ、人生、ウェルビーイングを提供する会社に革新していかなければならない。​

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