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ピラティス資格の難易度とおすすめ資格|初心者から上級者まで徹底解説

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ピラティスの資格を取得したいけれど、どの資格が自分に合っているのか分からない……。そんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか?

本記事では、初心者向けのマット資格から上級者向けのリフォーマー・コンプリヘンシブ資格まで、資格の特徴、学習の流れ、おすすめスクールを詳しく解説します。ピラティスインストラクターを目指す方、キャリアアップを考えている方、フリーランスやスタジオ経営を視野に入れている方に役立つ情報を提供します。

ピラティス資格を取得することで、インストラクターとして活躍できるだけでなく、自分自身の健康やエクササイズにも役立てられます。この記事を参考に、あなたにぴったりの資格を見つけてみましょう!


ピラティス資格の難易度|レベル別に解説

ピラティスの資格には難易度があり、初心者向けから上級者向けまで幅広い選択肢が存在します。まずは自分の目指すキャリアや学習スタイルに合ったレベルを選ぶことが大切です。ここでは各レベルの資格の特徴を紹介します。

初心者向け:マットピラティス資格

マットピラティス資格は、初心者が最も取得しやすい資格です。解剖学や基本的な指導スキルを学べ、フィットネス業界やスタジオでの指導の第一歩として適しています。
マシンピラティスは専用器具が必要になりますが、マットピラティスはマットがあれば出向いて講習を行うことなども可能です。資格を取得すれば、公共施設や高齢者施設、パークピラティスなど、どこでもレッスンが可能で、オンラインレッスンもできます。

中級者向け:リフォーマー(マシン)資格

マシンピラティス資格は、リフォーマーなどの器具を活用するための専門資格です。マットピラティスよりも難易度が上がりますが、より高度な指導ができるようになります。
マシンにはリフォーマー、キャデラック、チェア、バレルなどがあり、それぞれバネや滑車を利用して、自重をマシンに預けながらコアを効率良くエクササイズし、全身を整えます。リフォーマーはとくに人気があり、柔軟性が高く、シニア層にはサポートとして、アスリートには怪我の防止やパフォーマンスの向上として使用できます。

上級者向け:コンプリヘンシブ資格(総合資格)

コンプリヘンシブ資格は、マットとマシンの両方を含む総合的な資格です。
この資格では、ピラティスマット、リフォーマー、キャデラック、チェア、バレルなどを用いた総合的な指導力を身につけられます。コンプリヘンシブコースは、マシンの使い方を学ぶだけでなく、エクササイズの理解もより深まります。ピラティスのキャリアを築くための堅固な基礎を築き、高い指導力を得られますので、ピラティスインストラクターとして働きたい方は、ぜひコンプリヘンシブコースを目指すことをおすすめします。

専門分野の資格|キャリアに合わせた選択肢

産前産後ピラティス、シニア向けピラティスなど、特定のニーズに応じた専門資格もあります。ピラティスを特定の分野で活かしたい人におすすめです。
妊娠中の女性にピラティスを指導する際には、通常のピラティスとは異なる知識が求められます。妊婦の身体に配慮し、負担の少ない安全なエクササイズを提供するための専門資格があります。例えば、「Prenatal Pilates Specialist」は、妊婦特有の身体の変化に対応したプログラムの構築に役立つ資格です。
産後の女性は、骨盤底筋や腹筋のリハビリが重要であり、産後に特化したピラティス資格を持つことで、女性が出産後に安全に身体を回復させるための適切な指導が可能になります。

   

おすすめ資格 

・Pre/Postnatal Pilates Certification

・Pilates for Rehabilitation Certification

・Pilates for Athletes Specialization

ピラティス資格取得の流れ|ステップガイド

これからピラティスを始める未経験者は、まずピラティスレッスンを受けることをおすすめします。自分でピラティスの効果を体感できるとモチベーション高く資格取得に取り組めるでしょう。そしてマットから学び徐々にマシンへステップアップすることがおすすめです。最近はマットとマシンを同時に初級から学ぶ資格コースもあります。その後、自分の活動領域に合った資格を取得することで、専門性を高められます。資格取得には段階的な学習と実践経験が必要です。自分のゴールに合った資格を選び、効率的にスキルを身につけることが重要です。

実践経験を積みながら資格取得を目指す

まずはピラティスのレッスンをたくさん受け、現場で多くのことを学びましょう。インストラクターの指導方法、キューイング(指示出し)、全体的なレッスンの流れなど。ピラティス資格の勉強を進めながらレッスンからの学びと併せて、資格取得を目指しましょう。オンライン講座を受けている方は、実際に友人や知人などにレッスンを自分で行い、対面でのレッスンもできるよう実践を心がけましょう。

国際認定資格を活用するメリット

マシンピラティスを学ぶなら、国際的な認定資格を目指しましょう。リフォーマーや

キャデラックなどは柔軟な強度(スプリング)調整が可能で、学ぶ内容が多岐にわたります。団体によってレベルの差があるため、国際資格レベルの資格を取得すると、しっかりとした知識と技術が身につき、どこでも安心してレッスンを担当できるようになります。

目的に応じた資格選びのポイント

一通りのマシン指導スキルを取得した上級者なら、特化型の資格にステップアップするのがおすすめです。理学療法士ならリハビリ系、女性が多いスタジオなら産後のメンテナンスができるマタニティピラティスなど、自分の職場やクライアントのニーズに合った資格を選びましょう。また、自分の好きなことや得意分野として持ちたい分野で選ぶ方法もあります。

ピラティスのおすすめ資格:難易度・初級者向け

初心者が最も取得しやすい資格として、マットピラティスが挙げられます。解剖学や基本的なエクササイズを学び、指導スキルの基礎を固めるのに適しています。

初心者向けのポイント

・マットピラティス資格は、器具を使わずマット上での指導を学ぶため、比較的取得しやすい

・解剖学の基礎を学び、身体の動きを理解する

・指導スキルの基礎を習得し、インストラクターとしての第一歩を踏み出せる

 

初心者の方は、まずはマットピラティスの資格を取得し、実践を積んでからさらに高度な資格に挑戦すると良いでしょう。


ピラティスのおすすめ資格:難易度・中~上級者向け

リフォーマーやコンプリヘンシブ資格を含む中級~上級者向けの資格を紹介します。より専門的な指導を行いたい人に適した選択肢です。

中~上級者向けのポイント

・リフォーマー資格は、専用マシンを使用したエクササイズの指導ができる

・コンプリヘンシブ資格は、マット・マシンの両方を網羅し、より高度な指導スキルを習得できる

・医療・リハビリ向け資格では、ピラティスを通じたリハビリや機能改善を学べる

 

上級資格を取得することで、より専門性の高い指導が可能になり、キャリアアップの幅も広がります。


ピラティス資格の難易度に関するよくある質問

資格の難易度に関する疑問を解決するため、よくある質問をまとめました。

初級資格(マット)でも仕事に活かせる?

基礎的なマットピラティス資格でも、指導スキルを証明できれば活躍のチャンスはあります。特に国際認定資格(BASI、STOTT PILATESなど)は業界での信頼度が高く、指導経験を積めばキャリアアップの足掛かりになります。

難易度が高い資格(マシン)はキャリアアップに有利?

高度な技術を習得できるマシンピラティスの資格は、専門性を求めるスタジオやリハビリ施設などで評価される傾向があります。実技スキルを証明できる資格があれば、より幅広い働き方が可能になります。

上級資格は学習コストが高くなる?

専門性が高い資格ほど、受講期間や実技試験の負担が増えるため、費用も高額になりがちです。スクールのサポート体制や、資格取得後のキャリアを考慮しながら、投資対効果を見極めることが重要です。


まとめ:自分に合った資格を取得し、ピラティスインストラクター

としてのキャリアを築こう

最終的に、どの資格を取得するかは自分の目標やライフスタイルに合わせて選ぶことが重要です。資格の難易度だけでなく、活躍できる分野や将来のキャリアプランも考慮しましょう。
ピラティス資格を取得し、理想のインストラクターとしてのキャリアを築いていきましょう!

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zen placeピラティス・ヨガメディア編集部

20年前からピラティス一筋、ピラティス専門で、世界中のピラティス指導者から学び続けているzen place。世界のピラティス業界のトップ指導者ラエル・イサコウィッツからBASIピラティスを学ぶ唯一の会社であり、世界のピラティスの標準を作っているBalanced Bodyのライセンスコースを提供している会社です。世界で一番最初に全米ヨガアライアンスを作った老舗のヨガ指導者養成スクールYogaWorksを運営しています。ピラティス・ヨガインストラクターや、これから目指す皆様に役立つ情報を提供していきます。

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