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インナーマッスルを鍛えてしなやかで疲れにくい身体へ|効果と鍛え方を解説

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インナーマッスルは、見た目には分かりにくいものの、体の土台を支える重要な筋肉群です。本記事では、インナーマッスルとは何かという基礎知識から、鍛えることによって得られる具体的な効果、ピラティスを活用したトレーニング方法までを網羅的に紹介します。初心者でも安心して始められる内容になっており、継続しやすいコツや注意点も丁寧に解説しています。

そもそもインナーマッスルとは?表面化しない身体の土台

インナーマッスルは、姿勢の保持や関節の安定、内臓の位置を整えるなど、目に見えない部分で身体を支える重要な役割を担っています。アウターマッスルとの違いや、インナーマッスルが衰えることで起きやすい身体の不調についても解説し、なぜ今注目されているのかをわかりやすくまとめます。

インナーマッスルの定義と主な役割

インナーマッスルとは、体の深部にある小さな筋肉群の総称で、主に姿勢の保持や内臓のサポート、関節の安定などに関与しています。目立つ筋肉ではないため注目されにくい存在ですが、身体機能を維持する上で極めて重要な役割を果たしています。

アウターマッスルとの違いとは?

アウターマッスルが大きな力を発揮する筋肉であるのに対し、インナーマッスルは細やかな動きや体の軸を支えるために働きます。両者は対になる存在であり、バランスよく鍛えることで、より自然で安定した身体を手に入れられます。

インナーマッスルが弱くなると起こるトラブル

インナーマッスルが弱まると、猫背や反り腰、腰痛、肩こりなどの身体の不調が起こりやすくなります。また、基礎代謝が低下しやすく、太りやすくなる要因にもなります。こうしたデメリットを防ぐためにも、日常的に鍛える習慣が重要です。

インナーマッスルを鍛えることで得られる体と心への好影響

インナーマッスルを強化すると、単に身体の見た目が良くなるだけでなく、健康面や精神面にも多くの好影響があります。特に体幹が安定することで姿勢が改善し、疲れにくくなるほか、内臓の位置が整い、消化や代謝機能も高まります。

姿勢の安定・腰痛や肩こりの緩和

インナーマッスルを鍛えることで、自然と正しい姿勢が保たれるようになります。その結果、体にかかる負担が減り、慢性的な腰痛や肩こりの予防・緩和にも繋がります。特にデスクワーク中心の生活を送る人には効果的です。

代謝UPや痩せ体質への変化

インナーマッスルは姿勢を支えることで消費エネルギーを高める働きがあり、基礎代謝の向上に役立ちます。そのため、同じ生活をしていても痩せやすい体質へと導かれやすく、健康的に体型をコントロールしたい方には最適です。

スポーツや日常動作のパフォーマンス向上

体幹が安定することで、スポーツや日常動作において無駄な力を使わず効率的な動きができるようになります。バランス感覚や動作のキレも良くなり、転倒リスクの軽減や運動パフォーマンス向上が期待できます。

ピラティスでインナーマッスルを効率的に鍛えるメリット

ピラティスはインナーマッスルをターゲットとしたエクササイズの代表格です。激しい動きを伴わず、呼吸と連動しながら体幹や姿勢を整えていくので、初心者でも採り入れやすく、無理なくインナーマッスルを鍛えられます。

呼吸と連動した深層筋へのアプローチ

ピラティスでは、胸式呼吸を使って横隔膜や骨盤底筋に働きかけ、深層部の筋肉を意識的に動かしていきます。これにより、普段使わないインナーマッスルに自然と刺激が入り、姿勢や体幹のバランスが整っていきます。

無理のない動きで初心者でも続けやすい

ピラティスはリズムや負荷が比較的穏やかで、年齢や体力に関係なく始められるのが特長です。運動が苦手な方や体力に自信がない方でも無理なく続けられ、効果を実感しやすいことから、継続率も高いトレーニング方法です。

姿勢・体幹の意識が自然と身につく仕組み

ピラティスを続けることで、日常生活の中でも自然と姿勢を意識するようになります。体幹が安定すると、歩き方や立ち姿も美しくなり、周囲からの印象も変わっていきます。まさに「意識が習慣に変わる」運動です。

インナーマッスルトレーニングの実践メニュー【レベル別】

初心者〜上級者まで取り組めるインナーマッスル強化トレーニングをレベル別に紹介します。まずは基本の呼吸法から始め、徐々に負荷をかけることで、安全かつ効果的に鍛えられます。自宅でも取り組める内容です。

まずは呼吸から|ドローインで体幹を目覚めさせる(初級)

ドローインは腹式呼吸を活用し、お腹の奥にある腹横筋を刺激するトレーニングです。寝た状態や立った姿勢でも行えるため、初心者にとって最も採り入れやすく、体幹への意識づけに最適です。

安定感を育てる|プランク・バードドッグ(中級)

体幹全体を使うプランクやバードドッグは、バランス感覚やインナーマッスルの連動性を高めるのに効果的です。正しいフォームを意識すれば短時間でも負荷がかかり、効率良く鍛えられます。

応用編|動的トレーニングでバランス感覚を磨く(上級)

バランスボードや不安定な姿勢でのトレーニングは、より高度なインナーマッスルの制御が必要とされます。スポーツの補強や怪我予防を目的とする方におすすめで、実践的な強化が図れます。

トレーニング効果を高めるための注意点

インナーマッスルを安全かつ効果的に鍛えるためには、意識すべきポイントがあります。正しい姿勢・無理のない呼吸・自分のペースを守ることで、体に負担をかけすぎることなく、継続しやすいトレーニングになります。

正しい姿勢とフォームを意識する

トレーニングの効果は、フォームに大きく左右されます。正しい姿勢をキープできないと、鍛えたい筋肉に刺激が入らず、ケガの原因になることも。無理をせず、鏡などで自分の動きを確認しましょう。

頑張りすぎず、自分のペースで継続することが鍵

つい「もっとやらなきゃ」と思いがちですが、インナーマッスルは少しずつ鍛えるのが基本です。過度な負荷をかけると逆効果になることもあるため、自分に合った頻度とレベルで取り組むことが長続きの秘訣です。

ピラティスやトレーニングで得られる変化を楽しもう

インナーマッスルを鍛えることで、姿勢や動作の美しさだけでなく、体質や気分の変化も感じられるようになります。継続するほどに得られるメリットは大きく、日々の小さな変化を楽しみながら取り組むことが大切です。

姿勢改善から心身のバランス回復へ

正しい姿勢を保てるようになると、身体だけでなく心のバランスも整いやすくなります。呼吸が深くなり、気持ちが安定することで、ストレス緩和や集中力アップといった効果も期待できます。

美容・健康・運動パフォーマンスにも波及する効果

代謝が上がり、血流も良くなることで肌の調子が整い、冷えやむくみの改善も期待できます。さらに運動パフォーマンスの向上にも繋がるため、美容・健康・スポーツと多方面にメリットが広がります。

ライフスタイルに合った「継続できる方法」を見つけよう

習慣化するためには、自分にとって無理なく楽しく取り組める方法を見つけることが大切です。毎日の生活の中に自然と採り入れ る工夫をすることで、無理なく続けられ、結果として大きな成果に繋がります。

まとめ:インナーマッスルを鍛えて健やかな毎日を手に入れよう

インナーマッスルは、姿勢の安定や体のバランス、代謝や内臓機能の維持にも深く関わる重要な筋肉です。日常生活では意識しづらい存在ですが、鍛えることで身体の内側から健康と美しさを引き出せます。ピラティスなどを活用したトレーニングは、無理なく継続できるため初心者にも最適です。正しい姿勢・呼吸を意識しながら、自分のペースで続けることが成功のカギ鍵です。小さな変化を楽しみながら、内側から整った身体を目指しましょう。

私たちzen placeでは、インナーマッスル強化に特化したピラティスレッスンを多数ご用意しています。専門知識をもったインストラクターのもとで、自分に合ったトレーニングを始めてみませんか?まずは体験レッスンからお気軽にご参加ください。

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ピラティス・ヨガメディア編集部

20年以上前からピラティス・ヨガを専門に世界中の指導者から学び続けているZEN PLACE。

ピラティス業界世界トップの指導者ラエル・イサコウィッツからBASIピラティスを学び、そのほか、世界中のピラティスやヨガ、ボディワークを学び続けてきました。世界のWell-being業界をリードするZEN PLACEがスタジオで本当に活躍できるインストラクターを養成するライセンスコースとしてzen place pilates educationを提供。また、世界基準のピラティスインストラクター養成コースを提供するBalanced Bodyのライセンス発行もしています。

ヨガにおいても、全米ヨガアライアンス認定校として、ZEN PLACEオリジナルのzen place yoga educationを提供し、質の高いヨガ指導者養成を行っています。

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