これからインストラクターを目指す方の中にはヨガと、ピラティスの違いがイマイチわからないし、
どちらから始めたらいいのか迷っている方もいるのではないでしょうか?
どちらもジムのプログラムにあったり共に近年インストラクター職としても人気ですよね!
本記事ではヨガとピラティスの違いにも触れながらどちらを先に始めればいいの?という疑問に対して解説していきます!
ヨガの特徴
ヨガの始まりは今から約4500年前の、インドのインダス川流域で怒ったインダス文明にまで遡ります。
ヨガはその後長い年月をかけて世界中に広がっていきます。
ポーズ(アーサナ)、呼吸法(プラーナヤーマ)、瞑想(ダーナ)などの要素が組み合わさり、身体と心のバランスを整えます。
ヨガには様々な流派があり、時代の変化やヨガ人口の増加にも伴いヨガを行う目的も徐々に変化していきました。小さな子供からお年寄り、ビジネスマン、アスリート、有名人、学生などあらゆる人々が全世界でヨガを行なっています。
ヨガは心身ともに癒しとなり、精神力を養ったり集中力を高めたりする効果があります。
美容や健康管理としてヨガを行う人もいれば、アスリートが練習メニューにヨガを取り入れることもありますし、瞑想をメインとし心への効果を期待する人もいます。
このようにヨガは様々な用途で人々の日常に取り入れられています。
ピラティスの特徴
ピラティスは、ジョセフ・ピラティス氏によって開発され、コアの強化と身体のアライメントを重視します。
呼吸法や正しい姿勢の保持なども重要な要素です。
心と身体、そして精神を調和させながら鍛えていくことで、筋肉や関節の柔軟性を向上させ、軸を伸長し、バランス力やコントロール力を高め、安定した強い身体を作り、活力を回復させ、ストレスを解消し、疲労と慢性の痛みを減少させるなど、さまざまな効果が期待できます。
ピラティスは元々、ピラティス氏自身が病気の克服のために開発したものであり、様々なスポーツや治療法を研究しこれらを組み合わせたものがピラティスの原型だと言われています。
ピラティス氏はヨガも学んでおり、ヨガの要素をピラティスのメソッドの中に取り入れました。
ピラティスは体を鍛えることをただ目的とするものではなく、「心と身体のエクササイズ」です。そして、ピラティスは初心者でも、誰でも安全に取り組むことのできるメソッドです。
ヨガとピラティス、どちらから始める?
結論、どちらから始めても問題ありません。
どちらかを先に学んでも良いですし、並行して学ぶのも良いでしょう。
最初のステップとしてはまず、自分の今後の目標や興味を考えてみましょう!
実際にヨガやピラティスのレッスンを何度か受けてみて自分に合っていると感じたものから着手するのが良いかもしれません。
また、それぞれの資格を調べてみましょう。ヨガ、ピラティスそれぞれ各種団体で資格を取得できるのでコース内容や講師、信頼性といった観点からリサーチしてみましょう。
身体の動きや詳細な指導に興味がある場合はピラティスを学び、様々なポーズや瞑想のテクニックに興味がある場合はヨガを学ぶなどといった選択もあります。
心、身体の双方へのアプローチといった点ではヨガ、ピラティス両方に通じる部分ですのでどちらから始めるか、どちらを仕事にするかといった点は自分の好みや目標、どんな人に指導していきたいかといった様々な観点から決めていくのがおすすめです。
様々な選択肢を検討しよう
本記事では、どちらから始めるといったテーマで解説をしてきましたが、
元々ヨガインストラクターをやっていてピラティスの資格に興味を持ち、資格取得をしてからピラティスインストラクターに転向した方やピラティスインストラクターをやりながらヨガのメソッドも学び始めて自分のレッスンに活かす方など様々な方がいます。
ヨガはより精神性、哲学性が強く、ピラティスは心身のコントロールといった側面の強さもあります。
どちらも学ぶことで大きな相乗効果が期待されるのでぜひご自身の興味に基づいてチャレンジしてみてください!